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2011.10.04

子供と絵本と片思い

今うちにある絵本のことを、
記録もかねて書いておこうと思っている。

その前に。

私と子供の絵本を通した関係は
しばらく私の「片思い」、そんな気分だった。
だって、すぐ絵本を破いてしまうのだもの。
それが子どもや私が好きな本でもお構いなしに。

本を破られると私は想像以上にショックを受けた。
子ども(赤ん坊)だから仕方がないと思い我慢はしたが、
しだいに子どもが、
自分は話せないまでも大人の言葉を理解するようになり、
そのうちいろんな言葉をしゃべり始めるようになってもまだ、
破れたページや絵本の紙片を発見することがたびたびあり、
そんなときは「どうして破くの!」とやりきれない思いになった。

きっと子供は私の声の強さに驚いているだろうと思い、
「かあさんは本を破かれるのが本当に悲しいの」と
説明したりもした。
小さな子どもに熱くなっている自分への反省と
恥ずかしさをごまかすためでもあったと思う。

私は音読が好きで、
産まれる前から「子どもに絵本を読むのが待ち遠しい」と
思っていた。だから、
子どもの「絵本を見るより折ったりめくるのが楽しい」時期や
「ページの順番なんてどーでもいい」時期は
それなりに赤ん坊の反応は楽しかったけれど、どこか、
あんまり楽しくな~いと思いながら絵本を見せていた。

だから「片思い」な気分だったのだ。

それにしても、何度セロテープで直したことか。

飛び出したりめくったり、仕掛けがある本は100 %破かれた。
見返し紙をべリべりと剥がして遊んだり(気持ちは分かる)、
ミギとヒダリで本を取り合って破れたり。
一度どこかが破れてしまうと「もういいやっ」と思うのか、
私の発見が遅れると紙片はどんどん細かくなり、
修復するときは難解なパズルのようになることも。
1歳の頃、同じ月齢の子どもを持つ友人のうちに行ったら、
子どもの手が届く場所に絵本の本棚があって驚いた。
うちの子は比較的「破くのが好きな子ども」だったのだろうか。
(特にヒダリが)。

うちの子たちはもうじき3歳。
2歳を少し過ぎる頃には絵本を破かなくなったよう思う。

今は寝る前に本を読むのが
子どもの楽しみであり日課でありリズムでもあり、
文章のほとんどを覚えている本も何冊かある。

そして、早くお風呂に入って!パジャマを着て!歯を磨くよ!
お布団で遊ぶのはおしまい!と、それまではやるべきことに
追われている私も、
絵本を音読し始めるとイライラしていた気持ちが静まるのだ。
でも絵本を読んでいると、
たいてい、子どもより先に眠くなってしまうし、
連日同じ本を読ませられるとイヤにもなるのだが。

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