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2011.07.06

いってらっしゃい

夫はたいてい、子どもたちが朝起きるよりも前に出勤する。

たまに、出勤前に子どもたちが起きてしまった場合は、
子どもたちに気づかれないように、そーっと家を出ていく。
(夫の部屋と玄関は1階にあり、私と子どもたちは2階で
過ごしているので、顔を見合わせることなく出て行ける)。

「とうさん いっちゃった~」
「ヒダリくんも いっしょに いく~」などと
泣かれるたり駄々をこねられると面倒だな、
という理由でそうしてきた。

でも最近さすがに、ドアの音や鍵の音が聞こえると
「あれっ? だれか かえってきた」
と言うようになってきた。
(ドアの音がするときは、夫が会社から帰ってくるときだと
思っている)

もう、ごまかせないな、
もう、ごまかさなくてもいいんじゃん?
ということで、
ある朝、夫が子どもたちの前に姿を現してみた。

その日はミギだけが起きていた。
「あれー、とうさんだ!」というなり、
なぜかミギは夫から離れてタタタタタッと隣の部屋に行き
ドアの影から顔だけを出して、
まるで隠れるように夫のことを見ている。

白いワイシャツ姿が、少し怖かったのだろうか。
(夫は、会社から帰ってくるとすぐ、
1階で着替えて2階に上がってくるので
子どもたちが夫のワイシャツ姿を見ることはほとんどない)

その後は、次から次へと夫に絵本を持ってくる。
きっと夫を足止めしているのだろう。
でもその後、ちゃんと「いってらっしゃーい」と言って
泣くことなくバイバイできた。

数日たったある朝、今度は、ヒダリもミギも起きていた。
そこに夫登場。

ヒダリは
「あれ~しろい~、なんか、おじさんみたい~」。

その後は、2人そろって「いってらっしゃーい」。
おそらく、初めてちゃんと子供たちから見送られた朝だ。


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