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2011.05.02

ピーマン

ヒダリの皿に、ピーマンのオイスターソース炒めが
残っていた。

「ひとつだけ食べてみようよ」
「ヤダ」

しばらくたってから、試しに私の箸で一切れつまんで
ヒダリの口に持っていくと、
意外にもパクッと口の中に入れた。
でも、噛まずにベーッと出しそうになったので、
すかさずダメ元で、
「出さないで、ごっくんしてみて!」というと、
またまた意外にもピーマンを噛み始め、
大げさにうなずくようにしながらピーマンを飲み込んだ。

「すごいね!お口見せて、あーんってしてみて」
大きく口をあけるヒダリ。
「わぁ、お口がからっぽだ!ヒダリくん食べられたね。
 かっこいい~!お兄さんだね~」と大げさ目に褒めた。

そのあと、他のものを食べ始めたヒダリ。
私が、キッチンに立って
ミギとヒダリの残ったご飯でおにぎりを作っていると
(おにぎりにすると、全部食べることが多いので)、
後ろから「あー」とヒダリの声がする。

初めはただ遊んで「あー」と言ってるだけだと思って
放っておいたのだけれど、
「かあさん あー」とまた言うので、
「なーに」と振り向くが、
ヒダリはただ「あー」と言ってるだけ。

「!」

「ピーマン、ごっくんできたんだ!」というと
嬉しそうなヒダリの顔。
ヒダリにかけより(って1、2歩ですが)
頭をくしゃくしゃなでながら
「すごいね~かっこいい!」と褒めると
そのあと、なんと、パクパクパクパクッと
全部のピーマンを食べてしまった。

「お皿ぴかぴかだね! すごいね」というと、

「おにいさん かっこいい!」と片手をあげて
自慢気なヒダリ。

「かっこいいお兄さんは、かっこいい」ってことが
わかる年頃になったんだね~。
しみじみ。

お風呂で髪を洗うとき
顔にお湯がかかるのをがまんできたときも
「おにいさん かっこいい!」というようになったヒダリ。

これから何かと
「かっこいいお兄さんになれないよ!」と
使うんだろうな。
そしてそのうち、うんざりされるんだろうな。

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