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2006.08.31

太郎さんの絵と、敏子さんの笑顔と、ビルの谷間と。

岡本太郎の「自分の中に毒を持て」は、私のバイブル的な本だ。
3年前に出会ったときは、ビックリした。
それから、よくかばんの中に入れて持ち歩いている。

それまで別に岡本太郎さんを意識したことはなかった。
私が通っていた高校は万博公園のすぐ近くで、
毎日太陽の塔のそばを登校していたのにもかかわらず、
何も意識していなかった。

本を読む以前に、
青山の岡本太郎記念館の前を通った。
そのときは、面白そうだなと思っただけ。
本を読んでから、「行きたい!」と思って行ったのだけれど、
どういうわけか、道に迷ってなかなかたどりつけない。
やっとたどりついたら、閉館日だった。

今年の夏、太陽の塔に会いたい!と思って計画した旅行は
ダメになってしまった。

なんとなく、「あれっ、私はまだ太郎さんに会えないのかな」
と思っていた。

今日8月30日、太郎さんの壁画「明日の神話」に会えた。
予定で決まってる東京での公開は8月31日まで。
なぜか昨日思い出して、汐留の日テレに向かった。
今回は意外とあっさり会えた。

なんとなく去りがたくて、
絵が見降ろせるコーヒーショップで1時間ほど絵と一緒に過ごした。
太郎さんの絵と、敏子さんの笑顔と、ビルの谷間。
きっと忘れないだろう。

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2006.08.30

見込み客

Tさんは欲しい車がずっと変わらない。
いつか、その車を買いたいと思っている。

なんでその車なの?

地元の大好きなお店(洋服)に、
その外車がインテリアとして飾られていて、
高校生の頃、かっこいい!と思ったんです。
それで、その車のカタログが欲しくって販売代理店に行ったら、
お店の人がすごく丁寧に車の説明をしてくれたんです。
高校生ですよ。
高校生のガキなんか絶対買えるわけないじゃないですか。
ひやかしだって思われて当然なのに本当にいろいろ教えてくれたんです。
それで、ますますその車が好きになりました。

うわーっ。
すごくいい話を聞いてしまった。
車の販売代理店の店員さんも、Tさんも素敵だ。

仕事の帰り道、なんでもない世間話からポロッといい話。
聞いたときは、ちょっと鳥肌立っちゃっよ。


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2006.08.21

暖かいのに涼しげ。

電球って、つけると暖かいけれど、
繊細でキリッとしていて涼しい。

つい最近、仕事でドイツプロダクトのことを調べて知った、
「光の詩人」と呼ばれる照明デザイン界の巨匠「インゴ・マウラー」。
ちょうど今、オペラシティギャラリーで展覧会が開催されている!
というので行ってみた。

電球が鳥になった照明「ルーチェリーノ」など、
子供のような感性を感じる、ユーモアのある作品や、
光と影の関係をシンプルに表現したインスタレーションや
星が散りばめられているようなテーブルなど、
ずーっと見ていたいと思う美しい作品もあって面白かった。
電気、ハロゲン照明、LEDなど、技術の進歩とデザインの関連性を
感じたりもした。

仕事は、私の大きな窓のような、扉のようなものだなと、よく思う。
本当にたくさんの、いろんな人やモノやコトや自分に出会ったり、
気づいたりする。
そういえば、前回オペラシティギャラリーに来たのも、
仕事で知り合ったデザイナーさんに教えてもらった写真展だったな。
そんなことを思った。


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2006.08.19

走って会いに行く

バスに乗って駅に向かった。
バスが到着して降りるとき、
なぜかちょっと走りたくなって、ロータリーから駅までの
ほんの少しの距離を走ってみた。

あれっ。
まるで私、早く彼氏に会いたい女の子みたい。

駅では、夫が待っていたのだけれど、
夫に会うために走ったのではなくて、
走ってみたら、夫に早く会いたいような気分にさせられたって感じ。
(だって、毎日会ってるし、走ってまで早く会いたいって気持ちは、
ないですよー)

不思議だ。体の動きが気持ちをちょっと楽しくさせてくれた。

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2006.08.18

夏休みの手作り 2

Kirin1Kirin2

ひょんなことから、夏休みの宿題をもらった。

その名は『ひねもす』
チラシや包装紙を巻いて作った紙の棒で、
動物や乗り物、ロボットをはじめ、ランプシェードや小物入れなんかも
作ることができるらしい。
Kirin4

大人なので、朝から晩まではかからなかったけれど、
「キリン」出来上がりました! ちゃんと立って良かった。

小学生頃、夏休みの自由課題で、
折り紙で作ったたくさんの動物を画用紙に貼って、
6枚くらい束ねて、表紙をつけてリボンで留めて
「折り紙動物園」を作ったことを思い出した。
折り紙の本って、難しくなると、とてもわかりにくい。
ところどころ母にも手伝ってもらい、けっこう苦労して作ったので、
達成感があったなー。

 *

紙の棒を作るための「ひねもすキット」は、
2004年のホビー産業大賞を受賞している玩具で、
これが一台あれば、いわばプラモデルの骨組が、
無料で家のチラシや包装紙で作れるというもの。
公式サイトから、たくさんの作品の作り方をダウンロードできます。

キリンの『ひねもす』は、
公私ともにお世話になっているリフォームショップ
「住たいる工房」さんからいただきました。
『ひねもす』はこの夏行なわれたイベント「ひねもす教室」で使ったもの。
地域に根ざしたリフォームショップで、いろんなイベントを開催しています。

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2006.08.17

夏休みの手作り 1

Katen1_1

カーテンを作った。

ずーっと前から、
「絵のようなカーテンにしたい」と思っていた。

ユザワヤとオカダタで、同じ生地で足が止まった。
「フレンチカンカンを踊る女性のスカートの揺れる様をドローイングで
描いた」という生地。
Katen2

今まで知らなかったけれど、
伊藤尚美さんという作家さんの絵をテキスタイルにした、
「naniIRO」というブランド。
店頭で「これも捨てがたい!」と思った生地もこのブランドだった。

HPで見たら、いろんな企業の広告や装丁のイラストを描いたり、
パリでも個展をしている有名な人で、びっくり。
本当「見ているものは、みな違う」だ(笑)。全然知らなかった。

絵をテキスタイルにするって素敵だ。
絵がキャンバスから羽ばたいて、いろんな人の生活の中で、
いろんな形で彩りを添える。
カーテン、バッグ、ワンピース、クッション・・・。

偶然の伊藤さんとの出会い。
本も出ているそうなので、今度チェックしてみよう。

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2006.08.16

怖いこと、恐ろしいこと、不気味なことは、「怖いぞ~」とはやってこない。

Outotori

「この映画はただのおとぎ話ではなく、私たちが住む世界、現代社会
がリアルに描かれている」

という、言葉に惹かれて見に行った映画、アニメ『王と鳥』。

話はわかりやすい。
でも、どうなったんだろう、なぜなんだろうと思うことが
わざと、おきざりにされたまま話が展開していって、
何かがひっかかる映画。心に残る映画。

スタジオジブリから出版されてる小冊子『熱風』に
その「ひっかかっていたこと」が書かれていて、
そうそう、そうなのよ!と思うと同時に、
そのひっかかりを、自分では言葉としてとらえられなかったことを
ちょっとくやしく感じた。

『熱風』より抜粋
・我々の信じる正義とは、何と漠然としていることか。
・イメージとイメージの対立で戦争が起きる。
・悪いのか、悪くないのかハッキリしない。
・「あえて描かれなかった何か」について考えたくなる魅力のある映画
・不満が一致しているといって、希望も一致しているとは限らない。

これだけ読むと重そうな映画に見えるかもしれないけど、
これがユーモラスに描かれていることが、スゴイ!

ジャック・プレヴェールの詩、読んでみたいなー。

   *
ポール・グリモー監督の短編映画が同時上映されています。
私がみたのは『小さな兵士』(日程によって変更)
兵士のグンニャリした動きが魅力的!
唐突な展開が『王と鳥』につながるものを感じました。

   *
『王と鳥』
フランスアニメ界の巨匠と呼ばれるポール・グリモー監督と、
『天井桟敷の人々』などの脚本、『枯葉』『バルバラ』などの詩人
としても有名なジャック・プレヴェールの脚本によるフランスアニメ。
1952年作者の意に沿わない結末のまま『やぶにらみの暴君』という
別タイトルで公開され、1979年晴れて『王と鳥』として完成。
スタジオジブリの宮崎駿さん、高畑勲さんが影響を受けた映画。
(デジタルリマスター版)

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2006.08.15

ある夏の夕方

痛み止め薬は、
痛みを感じている感覚をやわらげてくれるけど、
私の体の中では、確実に「痛い」ことがおこってるままなわけで、
そう思ったら、自分の細胞がちょっといとおしくなった。

体の中に熱がこもっている感じで
頭がじんじんしてきたので、
インド綿の肌触りの良いロングスカートを履いて、
髪の毛を頭の高い位置で結んで
散歩にでかけた。
夕方の風が心地よく、
熱が外に逃げていく気がして気持ちよかった。


(別に病気ってわけではないので、ご心配なく♪)

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2006.08.10

来週は夏休み

Tukuetaiyou

台風一過でピーカンの今日。
机に映る太陽が眩しい!
部屋にいても日に焼けそう。

旅行の計画などはないけれど、
夏期休暇のお客様が多いので、
来週は夏休み♪

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2006.08.04

美しいラーメン

近所で好きなラーメンやさんは、
ラーメンが「美しい」。
食べる前に毎回「今日も美しいな~」と思う。

スープもキレイだし、
高くもったネギの上に糸唐辛子を散らしたり、
立体的にも色合いも美しい。
「レイアウト」って言葉が浮かぶ感じ。

で、ここがまた大好きな点なのだけれど、
麺もスープも熱々! 
卵が冷たくなくて温かいのも丁寧な仕事だなと思う。

カウンター越しに、テキパキとラーメンが作られていく様子は、
見てて飽きないんだよなー。

もちろん、味も好きだから行くんだけどね。

      *

日の出食堂:東京都杉並区本天沼1-18-13
秋龍     :中野区鷺ノ宮4-2-15
日の出さんでは「塩たま」
秋龍さんでは「とんこつ塩たま」をよく食べます。

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2006.08.03

浮いてきたらすくいます。

最高気温32度。やっと夏らしくなってきた。

夏になると作りたくなるのが「白玉だんご」。
ツルッシコッとしただんごをガラスの器に入れて、
粒あんを乗せて食べる。

子供でも簡単に作れるから、
私が作った白玉だんごを、母と食べるのが、
達成感もあるし、美味しいし、大好きだった。

沸騰しているお湯の前で、
浮いてくる白玉だんごを、穴あきおおたまですくって
氷水が入ったボールに入れる。
「暑い、暑い」と言いながら、
おたまに一度に何個入れられるかとか、
なるべくお湯をボールに入れないようにとか、
シンプルな白玉に向かっているのが楽しい。

夏が来るたびに作りたくなるんだけど、
一緒に食べる人がいないので、
一人暮らしをしてからは、作らなくなったなー。

今年は作ってみようかな。

    *

白玉粉に水を入れて、まとめる(つやつやになってくる)。
耳たぶくらいの固さになったら、
食べやすい大きさにちぎって丸めて、真ん中を少しへこます。
ボールに氷水を入れておく。
沸騰したお湯にだんごを入れて、
浮いてきたらすくって、氷水に入れる。
全部を氷水に入れたら、水を切って、
あんこや黒蜜をかけていただきます。

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2006.08.02

そんな日もあるさっ

同じ私なのに、
「私も悪くないんじゃない?」と感じることがあったかと思うと、
「今まで何をやってきたんだろー」と思うことがあったりする。

でも、今の私があるのは、
そのときどきに良い(好き、やりたい、安心)と思うことを
選んだ結果なんだよなー。
ある意味、落ち込んでも仕方がない。

      *

8月になったのに涼しくて、
蝉の声が、秋の虫の声みたい爽やかに感じる。

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