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2006.05.30

そのひと言は逆効果かも 2

ちっちゃいことで幸せになれるけれど、
ちっちゃいことで不満にもなる。

たったひと言で。

日曜日。
この日はパソコン向かってやりたいことがあった。
でも、洗濯物はたまってるし、部屋のホコリも目立っていたので、
洗濯して、お昼ご飯作って、食器を洗ってから、
掃除をわりとしっかりやった。

それだけなら普通のこと。
家事をするのは普通のことなんだけど・・・。

私が洗濯や掃除をしている間、
夫はずっと自分の部屋で、パソコンに向かっていた。
仕事半分、趣味半分。
食器くらい「洗うよ」って言ってくれてもいいのになーと少し思った。
でも、掃除をしている間に、そう思ったことは忘れた。

掃除も終盤、最後にトイレを掃除をしていると、
「おつかれさまー。なんか手伝おうか?」
「・・・。大丈夫」

ここを拭いたら”お掃除終わり”っていうときに、
手伝ってもらうところなんか、ないじゃないかー!
声かけてくれるなら、もっと早く言ってよ!
っていうか、手伝う気ないじゃん、罪滅ぼしに言ってるだけじゃん!

私のただならぬ雰囲気に気がついたのか、
彼は「たばこ吸ってこよー」と外に出て行った。
私はパソコンに向かってやりたかった作業をした。

その夜、二人で飲んでいると、
「さっき、掃除手伝おっかって声かけた瞬間、
ハリネズミみたいに、バーッととトゲが逆立って見えた」と言われた。
どうせ私はハリネズミですよ!
でもきっと、あのひと言が「おつかれさま」だけだったら、
ハリネズミにはならなかったんだろうな。

「手伝おうか」って言われた瞬間、
ここで「じゃあ、喉が渇いたからジュース買ってきてー」とか
小さい頼みごとをしたら、彼はラクなんだろなと思った。
でも、そんなこと言ってあげないのだ。

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2006.05.29

そのひと言は逆効果かも。

ちっちゃいことで幸せになれるけれど、
ちっちゃいことで不満にもなる。

たったひと言で。

ランチにお店でパスタを食べた。
塩豚を使ったクリームパスタ。
すっごいまずいわけじゃないんだけど、
残念ながら、パスタがちょっと茹で過ぎで
塩豚の脂と生クリームがしつこくて、
お水ばっかり飲んでた。
お皿もちょっと汚れてた。

それだけなら、そういうお店ってことで、
たいして不満には思わないんだけど。

「お味はどうでしたか」

会計の時、満面の笑みで男性店員にたずねられた。
「・・・。美味しかったです」
「ありがとうございます! またのご来店をお待ちしております!」

あの場所で聞かれたら、
「美味しかったです」以外答えられないじゃないかー!
お店を出た後、なんともやり場のないモヤモヤした気持ちになった。

味には好みがあるから、客や料理に対する誠意が感じられれば
その味が好みじゃなくても、
「お味はいかが」「ボーノ!」
のようなコミュニケーションはアリだとも思う。
でも、お皿とかパスタのゆで方が中途半端なお店で、
「お味はいかが」って聞かないでー。
本当に意見を聞きたいなら、客が言いやすいようにしてー。

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2006.05.25

黒猫

家の横の、人がやっと入れる場所で、黒猫が死んでいた。
「お宅の猫ちゃんじゃない?」と近所の人が教えてくれて、気がついた。
ビール(うちの猫)は、家の中で眠ってる。

何日くらいここにいたのだろう。
ビールも黒猫だ。
何の意味もないかもしれないけど、
何か意味を感じてしまう。
教えてもらうまで気がつかなかったことが、ちょっと情けなかった。

子供の頃、「空き地」や「裏山」はみんなのものだと思っていた。
ぜんぶの場所が、実は誰かの持ち物だなんて知らなかったから、
死んでしまったインコや蝶を箱に入れて空き地に埋めた。

黒猫を埋められる場所はないので、保健所に電話した。
そしたら、清掃局に電話してくださいと言われた。
清掃局から二人のおじさんが来て、
「猫は隠れて死ぬっていうからねー」と言いながら、
ビニール袋に猫を入れて帰っていった。

悲しいとは違うし、ごめんとも違うし、かわいそうとも違って、
ほんの少しだけ、やりきれない気持ちになった。
そして、そう思うこと自体がおこがましいような気がした。

ビール(うちの猫)に、
「黒猫が、うちの横で死んでたよ」って報告した。

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2006.05.18

痛い結婚指輪

ひさしぶりに結婚指輪を外した。

といっても、夫と喧嘩したわけではない。
というより、結婚指輪をしていることが無意識になっているので、
喧嘩したからって結婚指輪にもうあまり意識は向かない。

ニンニクと唐辛子をきかせた小松菜のアンチョビパスタを作って
夕飯を食べていると、指がチリチリッと痛いのに気がついた。
気にせずにパスタを食べ続けていると、
チリチリはヒリヒリカーッ!と痛さを増し、
指輪を外さずにはいられないほど。
よく見ると指輪をしていた部分だけが、ぐるりと赤く腫れている。

あー、唐辛子か。
パスタを作るときに、唐辛子の種を手のひらの上で取ったせいで
指が痛くなったみたい。

それにしても、結婚指輪がこれほど皮膚に摩擦をひきおこしているなんて知らなかった。
塩やしょうゆ、ネギなどを触っても、全く指は痛くならないくのに、
唐辛子は、小さな摩擦の傷にしみこんで、
「ここに指輪があります!」といわんばかりだ。

その夜は、痛みを和らげるために保冷材を指に巻いていたけれど
次の日には、ケロッと腫れがひき痛みも全くなくなったので、
指輪をした。

まさか、唐辛子に結婚指輪を意識させられるなんてなー。

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2006.05.11

わーっと走る

小学生の男の子たちが、
すべり台の上の狭いスペースに、
4・5人ぎゅうぎゅうづめに座ってしゃべっていた。
そのぎゅうぎゅうさが可愛くて懐かしかった。

中学生の女の子2人が、団地の入り口の階段のところに座って、
ずーっと日が暮れるまでしゃべってる。
恋人同士よりも親密な感じで。
明日も会うだろうに、バイバイするのがくやしいみたいに。

「大人って走らないね」
近所の子供が走っているのをみながら、夫が言った。

大人は、急いでいるときとか、ジョギングとか、
目的がはっきりしていないと走らない。
子供みたいに、わーっと走らない。
走るだけなのに、意味が必要なんだな。

実際に、大人がぎゅうぎゅうに座ったり、
わーっと走ってたら、おかしいんだけど。

子供でいられる時間は短くて、
だから、子供の風景を見ると、懐かしくて微笑ましくて
ちょっとうらやましい。
戻りたいとは思わないんだけど。

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2006.05.09

ケチ可愛い

Kutibeni1

口紅ってすぐに無くなる。
なのに、4分の1くらいは筒の中に入っていて、
リップブラシでむりやり取っていると、
なんかみみっちいし、情けない気分になってくる。

そんな気分を解消するために、
無印良品で見つけた「クリームケース」に、
筒の中に入ってる口紅を取り出して入れ、
ケースのフタに口紅の色番号が書いてあるシールを貼った。

便利だし可愛いし、ちょっとメイクさんみたいだし、
なにより、わずらわしくない。塗りやすい。携帯もできる。
想像以上に快適~。

みんなは、口紅どうしてるんだろ?

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2006.05.08

ジョンの風

Jon

せっかくゴールデンウィークだから、ちょっと遠くにいこうよ。

ということで、『ジョン・レノンミュージアム』に行った。
中野区に住んでるのに、
”ちょっと遠く”が、埼玉の北与野っていうのは
「近すぎるじゃん」と思うけど、
夫は、中央線&山手線沿線から離れると”遠い”と思う人なのだ。

私はジョン・レノンの大ファン!というわけではない。
でも、夫はビートルズが好きで、
私は、好きなミュージシャンがジョン・レノンに影響を受けていることや好きな曲もたくさんあるので、
いつか行ってみたいと思っていた場所のひとつ。

ジョンの生い立ちからビートルズ時代、ヨーコとの出会い、平和活動、
ヨーコとショーンとの日々などが、写真や映像などで綴られている。
後半は、ジョン&ヨーコ展のような感じ。
去年見たオノ・ヨーコ展とダブる部分もたくさんあった。
(『グレープフルーツ』<オノ・ヨーコの作品>は何回見てもすごいなと思う。)

ジョンの純粋さやナイーブさ可愛らしさ、
ジョンのヨーコさんと息子さん(ショーン)への愛情、
ヨーコさんの大きさと強さ、を感じる空間だった。

ミュージアムの最後の「ファイナルルーム」がちょっと感動的。
一歩入ると、ぅわーっと声を出してしまうような、
天井が高くて真っ白な部屋。
その部屋では、座ってゆっくりとジョンのたくさんの言葉に
触れることができる。
例えば・・・

 息子よ
 ねる前に
 今日の日にありがとうを言いなさい
 おまえの人生は
 日ごとに
 すばらしくなっていくんだから

 自分の心は
 自分でめんどうみなきゃ
 かわりなんか
 誰もつとめちゃくれないよ


ミュージアムの出口にはヨーコさんの言葉がある。

 ずっと昔、わたしは「けっして やまない風がある」と言ったけど、
 気がつかなかったわ、その風があなただったとは。

大ファンではない私でも、
ジョンやビートルルズの曲を知っているし、
今でも、ジョンの音楽や言葉は、日常的に流れている。
たくさんのミュージシャンの中にその音楽や言葉が染み込み、
新しい曲が紡がれていく。
それがジョンの風なのだろう。
この言葉が書かれているボードの横の窓をふと見たら、
風に緑が揺れていた。
ちょっと神秘的な気分になった。

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2006.05.07

公園でのんびり

Nogawa1

晴天が続いたゴールデンウィーク。

公園でのんびりしたいな。
楽器と本とビールとお菓子を持って。

広くて、
あまり遠くなくて、
小さい音を出しても迷惑がかからなくらい人が少なくて。

野川公園」に行こう!

以前私たちはこの公園の近くに住んでいた。
川をはさんで長い緑地が広がる自然豊かな公園で、
広い芝生の広場があり、木立が広がる広場にはアスレチックもある。
とても広くて居心地の良い公園なのに、
ちょっと交通の便が悪いからか、人が少ない。それがいい。

Nogawa4_1

今度はお弁当を持って来よう。

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2006.05.06

好きな香り

コーヒーは、味よりも、淹れてるときの香りが好き。

高円寺のカフェでランチのときに飲んだコーヒーが美味しかったので、
「この豆は何の種類ですか」と夫が聞いた。
「お隣のコーヒー屋さんのブレンドコーヒーなんですよ」

隣は自家焙煎のコーヒー屋さん。
カフェでいただいたコーヒーが美味しかったことを伝えて、
同じ豆をペーパー用に挽いてもらった。

その日は、バッグを開けるたびに、コーヒーのいい香り。
お財布を出すたび、携帯をチェックするたび、ハンカチを出すたび・・・。

以前はよくコーヒー豆を買っていたのだけれど、
”コーヒーは体を冷やす”と言われて、
冷え性の私は、コーヒーを買い控えていた。

買ったコーヒーを家で飲むのも楽しみだけど、
今日一日、豆を持ってるだけで、
十分いい気分にさせてもらったなーと思った。

翌朝、久しぶりに家でコーヒーを淹れると、
いい香りとともに、
粉がペーパーいっぱいにふんわりとふくらんで嬉しくなる。

コーヒーは、味よりも、淹れてるときの香りが好き。

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2006.05.05

真心ブラザーズ

Jacket_m

私が一番好きな「真心ブラザーズ」のNEWアルバム『FINE』
2001年に活動を休止して、再スタート後初めてのアルバム。

もう16年くらい大好きで、
なぜこんなに好きなのか自分でも不思議。
フジテレビ『僕らの音楽』の5月12日オンエアが真心ブラザーズなので、真心ブラザーズってどんな?って思っている人は、ぜひ。

デビューして17年。その間にいろいろ変わってきているけれど、
年代が同じこともあって、その変化も含めて、
詩も声もメロディーも曲もスタイルもライブも大好き!
(特にヨーチには、恋心みたいなドキドキを感じるんだよねー)

真心ブラザーズの歌には、前に「小さい気持ち」で書いたような、
風や空や鳥や花や香りや温度や、誰かや何かを想う気持ちや
自分を想う気持ちや、そんな小さな気持ちが力になることを感じる。
それと「人間はもう終わりだ!」や「拝啓ジョン・レノン」みたいな
ドキッとする曲もある。どっちもあるところが好きなんだと思う。
人間にはいろんな面があるから。
今回のアルバムは、小さな気持ちのあたたかさや、せつなさや、
力を感じる曲が多かったな。

真心ブラザーは、
ひとり弾き語り、ふたりでフォーク、4人でロックバンド、
ホーンやオルガンも入れてソウルバンドなど、
いろんなスタイルで楽しませることができるし、
やりたいことや曲に合わせて自由自在な感じ。
熱いけどムリしすぎてなくて、シンプルで等身大。

曲を聴いてると、
こんな人になりたい、こんなふうに想われる人になりたいなーと
思うんだよね。

このサイトで少しだけ視聴できます)

★真心ブラザーズは知ってるけど、NEWアルバムを聴いてない人へ
今までは、倉持色、桜井色が分かれていることが多かったけど、
今度のアルバムは、ヨーチと桜井さんが融合している感じ。
ヨーチが作った曲かなと思ったら桜井さんの曲や詩だったりして、
聴いて衝撃を受けるアルバムじゃないけど、真心ブラザーズの良さが感じられるいいアルバムです。

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2006.05.04

小さい気持ち

Tiisaikimoti

古本屋さんで出合った本。
「小さい気持ち と小さいレシピ」

料理本のコーナーにあったのだけれど、
装丁が他と違って、いい意味で浮いてたので手に取った。
まるでシンプルな日記帳みたいな本。

詩のようなエッセイのような独り言のような、
小さな文章とレシピが、春夏秋冬を切り口に書かれている。

レシピもよかったけど、文章にグイッとひかれた。
例えば、

------------------------------------------------
ちりちりと心の縁をやくように気になって
そんなこときっと母ば気にもとめていないかも知れないのに
なんだかひどく気になって・・・・(略) ひとり暮らしがはじまった。
   ・
毛布がきゅうに
わたしにやさしくなって冬がきた
   ・
わたしがいらついたのは
わたしのとっておきの洗顔石鹸を
いっきに半分もすり減らしてあなたが
からだをあらったからなの
ばかみたいでした
けちんぼでした
  ・
雨が少しふりだして
緑がわんわんんと濃くなった
------------------------------------------------

毎日の「小さい気持ち」が、
大きな世界につながっていくんだと思う。
だから、その小さな気持ちを大切にしたいし、いとおしいと思う。
この本は、そんな”いとおしさ”を感じさせてくれる本で、
レシピは”ついで”な感じ。
たまーにパラッとめくって、
”私はちゃんと小さな気持ちを感じ取れてるかしら”と確認したくなる。

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2006.05.01

映画「クラッシュ」

とても、いい映画を見ました。
「ゴールデンウィークに映画でも見ようかな」と
思ったらぜひ!

「クラッシュ」

人は、弱くて、もろくて、愚かで、ひきょうで、怖がりで・・・。
でも、人を思いやる心を持っている。
その心は、別の誰かへの思いやりにつながっていく。

そんなことを感じる映画。

アメリカでの人種者別の問題を背景にして描かれている。
世の中には憎しみや偏見の連鎖もある。
でも、人と人はつながっていて、思いやりの連鎖もあるんだよ。
そう思いたい。

そんなこと感じる映画。


もう公開されてから日がたっているので、
上映している映画館は少ないし、
それほど有名じゃないかもしれないけれど、
単館系のマニアックな感じってことで倦厭してる人も、
逆にアンチハリウッドな人で、
「アカデミー賞4部門とった映画でしょー」と倦厭している人も、
見てほしいなーと思う映画。

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