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2006.04.23

戦争の一面

Photo_3
平和祈念展示資料館に行った。

きっかけは、西武線の中の資料館のポスター。
『ゲゲゲの鬼太郎』などを書いている、漫画家の水木しげるさんが
絵を描いていて、前から少し気になっていた。

「このポスター、前からあるよね。」
「気になるよね。」
「じゃあ、明日行ってみようか。無料だし」

行ってみて分かったのだけれど、
戦争という大きなテーマについての資料館ではなく、
戦争によってうみだされてしまった
 ・恩給欠格者(※1)
 ・戦後強制抑留者(※2)
 ・引揚者(※3)
の方々についての資料が展示されていた資料館だった。

だから、とても分かりやすかった。
テーマがはっきりしていたことと、
体験者本人が提供してくれた多くの現物や写真、
戦争を体験した画家や漫画家などが当時の様子を描いた絵、
などの資料で構成されていたから。

・召集令状(赤紙)
・友人が亡くなったことをその家族に伝える手紙
・日本に帰る日を夢見ながらシベリアで作った手製の箸
・マイナス30度の極寒のシベリアで着ていた、薄い防寒着
・1日分の黒パンを人数分に切る時の、ギラギラした眼
   ・
   ・
   ・

見ごたえ十分。
復習用のクイズコーナーなどもある。
機会があったら、ぜひ。
戦争が起こす悲劇の一面を、少し知ることができます。

平和祈念展示資料館
〒163-0231 東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル 31階

※1恩給欠格者:
兵士として働いたのにもかかわらず、兵士として働いた期間が定められた期間に達しないなどの理由で、恩給や年金をもらえなかった人。
※2:戦後強制抑留者
戦争が終結したにもかかわらず、ソ連やモンゴルに連れていかれ、強制的過酷な労働をさせられた人。
※3:引揚者
外地と呼ばれた海外(旧満州など)に住んでいた日本人で、敗戦によって命も危ない状況においやられ、日本への帰国を余儀なくされた人。

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